蜜柑-観察-

蜜柑のなる季節になった。今回は食べながら観察もしてみる。

外観

全体的には薄いオレンジ色だが、よく見ると濃いオレンジ色の点が表面にびっしりとあることがわかる、また、小さな黒色の傷がついていたり、白い傷がついていることがある。底の部分は少し凹んでいて、真ん中は黒茶の点がついている。手触りはつるつるしているが、よく触ると凸凹している。凹んでいるところは濃いオレンジ色のところであることが多い。頂点の部分は枝と同じ硬さであり、硬いところは盛り上がっているが、皮のところとの境界線の部分は少し凹んでいる。また、硬い部分に向かう皮の部分には頂点に向かう細い線が出来ている。

剥く

底から剥いたほうは全体的に白い筋が残り、頂点から剥いたほうが筋は取れた。

内側の外観

皮のほうには全体的に白い綿や筋のようなものがあり、それが内側の実の薄皮にもついている。実は薄皮に包まれている房が10個ほどついており、それらは手で簡単に取ることが出来る。房と房との間、房の真ん中には少し太い白い筋が通っており、それらは細い筋で繋がっている。

食べる

まず、頂点と底から剥いたものをどちらも食べてみた。食べる前は頂点から向いた方が、筋が少ないためよりみずみずしいのかと思っていたが、そこまで違いはなかった。

次に薄皮を剥く、剥かないで比べてみる

剥かない

剥かないという点で手間はないが、最後に口の中に筋の塊が残る。しかし、皮には食物繊維があるので、こちらのほうが健康にはいいのかもしれない。

剥く

剥くのに手間がかかるものの、皮がない点で口に入れた瞬間に果肉が溶けるため蜜柑のみずみずしさや味は、より強く味わうことが出来る。しかし、本来食べられ、食物繊維も含む薄皮を食べないのは少し勿体無い気がする。

果肉

涙系の形が、びっしりと埋め尽くしている。その一つ一つも薄い皮で包まれている。

終わりに

普段何気なく食べていた蜜柑もこう見るとまた面白い、通常観察しないものを観察するのも一興である。